GLOSSARY
用語集

シッピング・インストラクション

シッピング・インストラクション

シッピング・インストラクションは日本語で書くと船積依頼書という名称になりますが、これは貿易取引において非常に重要な書類になります。輸出者は貨物の内容が分かるようにする必要があるのですが、これはインボイス(送り状)、パッキングリスト、シッピング・インストラクションの3つの書類を提出する必要があります。このシッピング・インストラクションもいくつかの役割があり、B/L(ビーエル、船荷証券)やWaybill(ウェイビル、荷物運送状)に記載する時に、そのベースとなる情報になるので、正しく記載することが大切なのです。

このシッピング・インストラクションに記載する情報には色々なものがあります。その項目としては作成日、荷送人、B/LやWaybillへ記載する荷受人、着荷通知先、インボイスの番号などは基本的な情報になります。また航空関係の項目としては船会社や航空会社名、船腹予約番号があり、さらには荷揚げ時の港、荷渡し地や運送手段など運送に係る情報も記載する必要があります。この他にも運賃支払いに関する方法や、基本的な商品の詳細なども記載します。最後に荷送人のサインを書くのも重要です。

このようにシッピング・インストラクションは貿易において必須ともいえる書類なので、記載漏れがないようにすることが大切です。

JA/EN
ページトップに戻る