GLOSSARY
用語集

Diversion Charge

Diversion Charge

Diversion Chargeは日本語で揚地(あげち)変更料金と言い、海上輸送において発生する手数料のことです。
荷主の都合により、船荷証券(B/L)に書かれている揚地ではなく、別の揚地に輸送することになった場合、追加の手数料として徴収されます。

揚地は陸揚港、または荷受地と表記される事も。
陸揚港(荷受地)は、貨物が荷受人に引き渡される場所を指し、船荷証券に記載されている情報です。

揚地を変更する際には、事前に必要な書類を船会社に提出することが必要です。
その場合、実際に揚地を変更することが可能かどうか、割増される手数料はいくらで期限はいつまでなのか、といったことを確認してからの申し込みとなります。
変更可能な条件としては、本船の出向や荷繰りに遅れが出ない場合などが挙げられます。
そして揚地変更が可能だと確認できたら、今度は船荷証券の揚地変更手続きに入ります。
船荷証券は、発行済みのオリジナル全通(3部あったら3部全て)を訂正しなければなりません。

なお、揚地が確定していないまま積載された貨物は、揚地選択貨物と呼ばれます。
事前に揚地を二つ以上指定しておき、輸送中に揚地を決めることになりますが、その際は割増運賃が適用されます。

JA/EN
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