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【輸入ビジネス】オンライン・リモートでできる「BtoB」の取引先の見つけ方
コロナ禍で経済の先行きが見えない昨今において、
- コロナショックをきっかけに売り上げが落ち込んだ
- コロナ禍でどうやって販路拡大を目指せばいいのかわからない
と悩みを抱えている方もいることでしょう。
しかしコロナショックの影響を受け人々の生活に
「オンライン環境」
が普及した今、リモートを利用した商談や営業先の開拓に追い風が吹き始めています。
そこで今回は、
オンライン・リモートでできる「BtoB」の取引先の見つけ方
について詳しく解説するとともに、
コロナ禍で輸入ビジネスを成功させるためのコツ
についても、ご紹介していきます。
目次
なぜ輸入ビジネスに「BtoB」がオススメなのか?
輸入ビジネスのやり方には、主に2種類があります。
それは、
「BtoB」と「BtoC」
です。
「BtoB(Business to Business)」とは企業間取引を表しており、企業が業者に向けて商品やサービスを卸すのが一般的なビジネススタイル。
卸す先は小売業がメインですが、ホテルにアメニティや什器を卸したり、玩具メーカーに海外の玩具を紹介したりするのも「BtoB」にあたります。いずれの場合も取り扱い量が比較的多く、販売規模が数千万~数億円単位にのぼるのが特徴です。
一方「BtoC(Business to Customer)」とは、企業などが一般消費者に向けて商品販売を行うビジネスモデル。
具体的には、スーパーや衣料品店などで消費者に向けて商品を販売する行為や、Amazonやメルカリを使った物販、個人向けの旅行商品などが挙げられます。
数百円~数千円といった比較的単価の安い商品が対象となるのが特徴です。
最近はメルカリ等を利用して海外商品を安く仕入れて、高く売るといったビジネスをやっている方も多いため、もしかすると「輸入ビジネス」と聞くと後者をイメージする方が多いかもしれません。
しかし「BtoC」では、トレンドサイクルが早く、すぐに飽きられてしまいがち。そのため、新奇性や流行を追い求めて常に新しい商品を探し続ける必要があります。リピーターを獲得するのも容易ではありませんから、
薄利多売モデルを維持するのは想像以上に大変
なのです。
その反面「BtoB」では、企業が相手のため一定の需要が見込めます。
なぜなら、企業は単に「価格の安さ」や「トレンド」を求めるのではなく、
- 社会貢献性やイメージアップ
- 取引のメリット
などを総合的に考えて取引先を決めるため。これらの基準をクリアできれば、継続的なお付き合いを見込むこともできます。それは輸入ビジネスを「息の長いビジネスにできる」とも言い換えることができるでしょう。
つまり輸入ビジネスを成功させるためには、
いかに「B(企業)」の取引先を見つけることができるか?
が重要になるのです。
コロナ禍でも可能な「BtoB」における取引先の見つけ方とは?
では輸入ビジネスにおいて、どのように取引先を見つければ良いのでしょうか?
コロナ禍で「実際に企業まで出向けない」「リアルな場での商談会が減ってしまった」と感じている方もいるかもしれませんが、
今やインターネット環境さえあればオンライン上で商談ができる時代
です。
オンラインを利用した取引先の見つけ方は以下の5つとなります。
- 国内のオンライン展示会で新規顧客を開拓する
- オンライン商談を活用する
- テレビショッピングやライブショッピングに採用してもらう
- クラウドファンディングを活用する
- メディアから取材してもらう
それぞれ詳しく見ていきましょう。
国内のオンライン展示会で新規顧客を開拓する
今までリアル開催の多かった展示会ですが、コロナをきっかけにオンライン展示会へシフトするところも増えています。
展示会には
- 何か買いたい
- 良い商品がないか?
といった購買意欲の強いお客様が多く集まる場のため、
自ら営業や広告をかけるよりも圧倒的にコスパが良い
でしょう。積極的にアプローチして見込み客を獲得したら、個別にアポを取りましょう。
オンライン商談を活用する
インターネット環境さえあれば、どこに住んでいてもオンラインで商談を行うことが可能です。
時間的・費用的コストもかからないので、コストを気にせずどんどんアプローチを仕掛けることができます。
最近ではSNSでメッセージやコメントを送り、そこから実際の商談に繋げるケースもあるようです。
取引先の企業規模にこだわらず、
ニーズがありそうなところへコネクトしていくのも重要
です。
テレビショッピングやライブショッピングに採用してもらう
コロナ禍では巣ごもり需要が急増。
お家時間を充実させるために、面白グッズや健康器具などをテレビショッピングやライブショッピングで購入したという方も少なくないでしょう。
実際、テレビショッピングでよく見かける健康器具やダイエットグッズなどは、海外から輸入された商品も多いです。
新奇性があり、他と差別化できるものであれば、配信側も「特別な商品」として食い付いてくれること間違いなし。
テレビに出ること自体、宣伝効果も高い
ので検討してみると良いでしょう。
クラウドファンディングを活用する
クラウドファンディングとは、不特定多数の個人や企業などから特定のプロジェクトや商品などを金銭的に支援してもらう仕組み。出資者は出資した見返りに、サービスや商品の提供をもらうことができます。
このご時世に銀行などから融資を引き出すのは厳しいかもしれませんが、クラウドファンディングであれば
比較的簡単に資金集めをすることが可能。
賛同の具合を見ることによって、
- 市場でニーズがある商品なのか?
- 本当に売れる商品なのか?
といったことをテストマーケティングすることもできます。
メディアから取材してもらう
一方的に輸入者側からアプローチする手法と違って、ややハードルが高いかもしれませんが「メディアから取材を受ける」という方法もあります。
メディアから取材されることで、宣伝効果や注目度が高まり、
一緒にビジネスをやりたいと言ってくれる企業が増える可能性
が高まります。
そのためには、まずメディアに情報を送り続け、興味を持ってもらうことが重要。メディアのリサーチャーは常にネタを探していますから、社会性が高く有益な商品であれば、取り上げてもらえる可能性も高くなるというわけです。
ちなみに、メディアに情報を送るのもメディアから取材を受けるのも、すべてリモートで完結できます。
コロナ禍に輸入ビジネスを成功させるためのコツ
コロナ禍になり、「海外へ渡航できないから輸入ビジネスは難しいのではないか?」というイメージを持つ方は少なくありません。
しかしコロナショックの影響もあり、社会は
オンラインでほとんどのことが解決できる時代
へと変わりました。
今までは何十万も費用をかけて行かなければならなかった海外展示会も国内からオンラインで参加することができますし、住む場所やスケジュールに左右されずリモートで商談が開催できるようになっています。
またSNSやオンラインショッピングサイトなどの普及により、日本にいながら海外の商品を発掘したり、海外の商品を比較的簡単に国内市場へ紹介・販売したりすることも可能です。
コロナショックにより売り上げが停滞している海外の企業では、日本での販路拡大に期待を寄せているところも多く、
今ならビッグメーカーが比較的簡単に交渉に応じてくれる可能性も!
さらに世界的に関税撤廃の動きも進んでおり利益率も高めやすいことから、輸入ビジネスへの参入・拡大には又とないチャンスが訪れています。
オンラインビジネスに輸入ビジネスがオススメな理由についてはコチラの記事で詳細をご覧いただけます。
オンラインでの交渉術やマーケティング手法を身に着けて、ライバルが少ないうちに特定のマーケットを独占してしまうことも夢ではありません。
アフターコロナでもオンラインが主流となっていく見込みが高いため、今のうちから
「オンライン」での輸入ビジネス手法を確立しておくこと
をオススメします。
まとめ
今回の記事では、
オンライン・リモートでできる「BtoB」の取引先の見つけ方
コロナ禍で輸入ビジネスを成功させるためのコツ
について詳しく解説していきました。
今やネット環境さえあれば、どこからでも商談ができる時代です。ぜひこの機会にオンライン環境を整えて、オンラインビジネスの手法もマスターしてみてはいかがでしょうか?
さらに「オンラインできる輸入ビジネスの方法を知りたい」「BtoBでの販路拡大についてもっと詳しく聞きたい!」という方は、一度こちらまでお問い合わせください。