輸入ビジネスで成功したい人必見!売れる商品の選び方

輸入ビジネスで成功したい人必見!売れる商品の選び方

成功したい!、儲けたい!といった気持ちで輸入ビジネスの世界に飛び込む方は多いのではないでしょうか?

ところが、

  • なかなか思うように商品が売れない
  • 絶対人気が出る!と確信していたのに全く見向きもされない

といった悩みを抱えているバイヤーは少なくありません。

時には自分の直感やひらめきに従う事も大切ですが、やはり売れる商品を選ぶためには「コツ」が必要。
そこで今回の記事では、

輸入ビジネスにおける売れる商品の選び方

過去~現在にかけてヒットした10個の輸入商品

をご紹介します。

売れる商品が知りたい方輸入ビジネスで成功したい方、必見です!

どんな商品を選ぶか?

輸入ビジネスにおいて、商品発掘の基本となるのは

「見本市」

です。

なぜ見本市なのかと言うと、ある程度身元が保証された良質なメーカーが複数集まっているということに加えて、直接その商品に触れたり、メーカーの担当者と会話したりして商品の詳細をしっかり把握でき、効率的に商品探しができるためです。

そもそも輸入ビジネスとは

「海外のお宝商品を発掘すること」

最近はインターネットが普及し、パソコンの中だけで必死に商品を探す方も多いですが、誰もが閲覧できるネット上にお宝が眠っていることは少ないですし、たとえお宝があったとしても膨大な情報からベストな商品を選び抜くことは至難の業と言えます。
ですから、まずは見本市に足を運び「これだ!」と思う商品に目を付けることが大切なのです(最近ではオンラインで開かれる見本市もあります)。

もしも商品選びに迷ったら、最初は「好きなジャンルのもの」を中心にチェックすると良いでしょう。
日本で売れるものを選びたい、儲けたいと言う気持ちは分かりますが、はじめからそのような気持ちだけで選ぶと、ほとんどの場合失敗することになります。

見本市は日本に未上陸の商品ばかりですから、どんなものが日本で売れるか?なんて、誰にもわかりません。そうした中でも、自分の好きなジャンルの商品であれば

  • 今どのようなトレンドになっているか?
  • どんなものがあったら喜ばれるか?

などが容易に想像しやすく、

メーカーに対して自分のアイディアを具体的に提案していくことが可能

です。

それでも自分の好きなジャンルがわからない場合には、「一般生活用品」の見本市に行くことをおススメします。普段の生活に使う製品などが多く取り扱われているため、比較的評価や提案がしやすいでしょう。

ただしいずれの商品にしても、すぐに契約を申し込むのは危険。

まずはサンプルを取り寄せ、日本の見本市に出展してみましょう。そこでオーダーが来るようであれば、契約をするのがベターです。
オーダーが来てから発注するため、大量の在庫を抱える心配がなく、

ローリスクでハイリターンを狙う

こともできます。また契約を締結する際には、後々トラブルに発展することが無いよう

  • 感じの良さ
  • 取引を歓迎されているかどうか?
  • 信頼できる会社かどうか?

などをよく見極めましょう。

売れる商品は「C・L・V」

商品は、あくまで「好きなジャンル」、「詳しいジャンル」などをベースに選ぶべきですが、

儲けの出やすい商品

というのは確かに存在します。

儲かる商品の特徴は、

C=Compact

L=Light

V=Value

の3つです。

海外から商品を輸入するには、商品そのものにかかる費用だけでなく、輸送コストも考慮しなければなりません。そのため、輸送の費用のかからない「小さくて・軽くて・価値のあるもの」が儲けが出やすいと言えます。

ここでは実用的なものよりも、

原価に左右されないアクセサリーやファッション雑貨、小物など

を狙うのがポイント。輸送のことを考えると、なるべく壊れにくい品物をセレクトすることも重要です。

タイムマシンビジネスを活用せよ

輸入ビジネスで取り扱われている商品は、家電・映画・書籍・おもちゃ・ゲーム・アクセサリー・ブランド品・ヘルスケア・インテリア・ペット用品・べビー&マタニティ用品など多岐に渡ります。

こうした商品の中でも売れる商品に共通することは、

未来から持ってくる商品

過去から持ってくる商品

のどちらか、であることです。

それぞれ、詳しく解説してしていきます。

未来から持ってくる商品

未来から持ってくる商品とは、

「日本にはまだ紹介されていない」

または

似たようなものはあっても、それまでにない付加価値がある

といった商品やサービスを海外から持ってくることです。

たとえば、2005年頃大ヒットしたサンダル「クロックス」。サンダルはこれまで日本にもありましたが、クロックスは

  • 通気性がよく
  • 履きやすくて
  • カラーバリエーションが多い

といったこれまでにない付加価値を持っていたため、アメリカから輸入して市場に出回った途端、瞬く間に大人気となりました。

このように、消費者がショップなどで「あ、これいいな!」、「新しいな!」と思う商品のほとんどは

海外という未来からインポーターが持ち込んだ商品

なのです。日本に無かった商品を見本市などでいち早く見つけることができれば、当然ライバルもいませんし、自由に値付けすることも可能。欧米の商品であれば、輸送コストなども踏まえて

見本市で購入した際の仕入れ価格×5倍」

の倍率で売ると良いでしょう。

過去から持ってくる商品

一方、過去から持ってくる商品とは、アフリカアジア

途上国で安く作られている品物

のことです。こうした国では、日本の昭和30年代頃の価格で販売されるような商品も多く、物価や賃金の格差などを利用して、粗利を稼ぐビジネスモデルを築くことができます。

場合によっては、日本人の

  • あたりまえの価格感
  • 一般的な相場

を根底から覆すことができ、コスト面で他のライバル社よりも圧倒的に有利な立場になれます。
過去から持ってくる商品には、日本に無い新奇性のあるものではなく、どちらかというと顧客が何度も購入するようなベーシック商品が向いています。

過去から持ってくる商品の値付けは、

「仕入れ価格×10倍」

を目安にすることをおススメします。つまり、「仕入れ価格から10倍の価値を付けても売れる価値のある商品だけを選ぶ」ということです。

魅力的な商品とは?

ここまで売れる商品のテクニックをお伝えしてきましたが、

  • 具体的にどのように商品選びをすべきなのか?
  • どんな点に着目して商品を仕入れたら良いか?

と疑問に感じた方もいることでしょう。

魅力的な商品の選び方は、先述した「C・L・V」に加えて

  • 新奇性(目新しさ・物珍しさなど)
  • 希少性(レア感・プレミア感など)
  • 独自性(日本初上陸・オリジナリティなど)
  • 信頼性(受賞歴・メーカーのブランド力など)
  • 時代性(トレンド・時代とのマッチ具合・年代物・季節感など)
  • 社会性(社会への貢献・環境に優しい・社会問題への解決など)
  • 物語性(魅力的なストーリー・商品誕生秘話・歴史など)

を考慮して選ぶと、

消費者に対しても商品の価値をアピールしやすく

なります。

上記7項目のすべてを満たすのは難しいかもしれませんが、これらを常に意識しておくことで審美眼や目利きの力が磨かれ、よりよい商品選びができるに違いありません。

ヒットした10個の輸入商品

それでは最後に、

タイムマシンビジネス

を利用して成功を収めた商品の例を見ていきましょう。

1. タジン鍋

商品自体は、北アフリカ発祥の陶器製の鍋であり、

  • 見た目が変わっている
  • 形が珍しい

といった理由から人々の注目を集めました。タジン鍋の人気を確固たるものにしたのは、商品の独自性や新奇性といった点だけでなく、

  • 無水なのに栄養価の高い料理が作れる
  • タジン鍋を使って簡単に料理ができる

といった

付加価値を提供したこと

です。使い方やレシピを一緒にPRしたことで、若い料理好きの女性や主婦から支持されました。

2. マヌカハニー

最近ではマヌカハニーを使ったのど飴やお菓子なども市場に出回るようになりましたが、もともとはニュージーランドやオーストラリアで栽培される

マヌカの花から採取された「はちみつ」

のこと。強い抗菌・抗炎症作用を持っていることが実験で明らかとなるなど、近年その効果が注目されている商品です。

  • 新奇性
  • 独自性
  • 希少性

といった要素に加えて、健康志向感染症対策への意識が高まる中で、まさに

時代を捉えた商品

の1つだと言えるでしょう。

3. うまれて!ウーモ

ウーモは卵からの孵化を体験できる

新感覚のおもちゃ

2016年に世界同時発売され、日本ではタカラトミーが独占販売権取得しています。新奇性独自性に加えて、孵化体験を味わえる

ワクワク感やドキドキ感

が子どもたちから人気となり、発売からわずか2ヶ月で世界で200万個以上を出荷するほどの大ヒット商品に。

さらに数々のメディアからの取材、プロが選ぶクリスマスのおもちゃバラエティー部門1位といった栄えある賞の受賞などによって信頼性話題性が高まり、生産しても流通が追い付かない品薄の状態が長らく続きました。

  • 親子で楽しめる
  • 育てるストーリーができるなど

まさに

売れる商品の典型的な例

だと言えるでしょう。

4.L.o.L.サプライズ!

2016年に登場してから

アメリカで最も売れたオモチャ

とも言われる「L.o.L.サプライズ!」。今では90か国以上で販売され、累計で5億体以上が売れるほどの大ヒット。日本では「うまれて!ウーモ」と同様にタカラトミーが販売権を所有

有名タレントがアンバサダーとして就任するなど「話題性」もあり、たった3か月で100万体が売れるほど爆発的な流行となりました。開けるまで中身が分からないドキドキ感とたくさんの個性豊かなキャラクターが魅力で、小さな子どもからオトナの女性まで多くのファンを獲得しています。

5.kinetic sand(キネティックサンド)

キネティックサンドはスウェーデンで生まれた

室内用の砂遊びセット。

98%の純粋な砂と2%の特殊技術によって生まれた不思議な感覚の砂は、子どもたちの

  • 感覚意識
  • 創造性
  • 細かい運動能力

などを高められるとあって、子どもだけでなく大人まで夢中にさせてくれます。アメリカやヨーロッパの安全基準を完全にクリアした「信頼性」「安全性」

今までになかった

「新奇性」

がヒットした代表例と言えるでしょう。

6.zaigle(ザイグル)

ザイグルは

赤外線調理ができるロースター

です。カーボンヒーターが発する赤外線を利用した輻射熱調理のため、

  • 炭火焼にも負けないジューシーな焼き上がりを実現
  • イヤな煙を抑えて調理ができる点
  • 油と脂のWカットを実現したヘルシー料理ができる点

などが主婦やホームパーティー愛好家たちの間で大ヒット。コロナ禍で巣ごもり需要が増える中、お家で本格的な料理が楽しめる!と

「時代性」や「独自性」

が光る一品です。

7.yogibo(ヨギボー)

「人をダメにするソファー」

と言う名前が付くほど、快適で動けなくなるほどの使用感が話題となり、アメリカ東海岸で大ヒットした商品です。日本でも極上の使い心地が評判を呼び、瞬く間に取扱い店舗が全国へと広がりました。

日本人が抱きしめやすいサイズを追求した「yobibo japan」オリジナルサイズの商品などもあり、

「新奇性」だけでなく「独自性」

も光る商品となっています。

8.popin Aladdin(ポップインアラジン)

ポップインアラジンとは、Popin株式会社によって販売されているシーリングライトのこと。
ただのライトではなく、

  • プロジェクター
  • スピーカー
  • LEDシーリングライト

が一体となった「3in1」仕様なのが最大の特徴。

世界初のプロジェクター付きのシーリングライト

ということで注目を集めています。工事ナシで簡単に取り付けることができ、いつでも手軽に映画やテレビが楽しめるとあって、

コロナ禍の巣ごもり需要にもマッチ

した商品です。

9. cuboro クゴリーノ ヒット

スイスのキュボロ社で

環境に配慮して作られた玉の塔のオモチャ。

スイスならではの正確な作りとレベルの高い遊びができるとあって、ヨーロッパ各国で話題の商品です。

史上最年少でプロ棋士入りを果たした

藤井聡太プロが幼い頃に遊んでいた

というニュースを受けて、日本でも大ヒットとなりました。

10.マクロビ・オーガニックなどの美容健康フード

近年、若い女性や健康に関心の高い方々を中心に「マクロビ」や「オーガニック」関連の商品が人気を集めています。

そもそもこの「自然志向の概念」も、

海外から輸入されてトレンド

となったものの1つ。

そこから派生した、健康フードである

  • タイガーナッツ
  • オーツ麦
  • チアシード

などは、

輸入品として日本市場を席巻した1商品

と言って過言ではないでしょう。

まとめ

今回は、

売れる商品の見つけ方

ヒットした10個の輸入商品の実例

について、ご紹介してきました。

輸入ビジネスの最も面白いところは、何と言っても

  • 海外のユニークな商品を見つけて日本の消費者へ紹介できること
  • 独占販売権を得るなどして仕組みを作る側になれること

です。輸入ビジネスでは、売れる商品のポイントさえ抑えれば、

経験がなくてもヒットになる可能性

が大いにあります。

輸入の経験がないけれど商品を発掘してヒットさせたい!利益を上げたい!という方は
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