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【輸入ビジネス】Googleショッピングって何!?~アマゾンやアリババ以外の仕入れ先について紹介~
輸入ビジネスをするにあたって、
アマゾンやアリババなどで商品をチェックし輸入する方
は年々増えています。
しかし、より良い商品を発掘するにあたって
- アマゾンやアリババ以外のサイトでも商品を見つけたい
- もっと他のECサイトはないだろうか?
と感じている方も少なくないはずです。
そこで、今回はアマゾンやアリババ以外の選択肢の1つとして
Googleショッピングに焦点を当て、
- 実際にどんなサイトなのか
- 何ができるのか
- 輸入ビジネスとして活用をすることは可能なのか?
といったことを詳しく解説していきます。
目次
Googleショッピングとは?
Googleショッピングという名前は聞いたことがあっても、
- ページを見に行ったことがある
- どんなサイトか詳しく知っている
という方はそれほど多くはないでしょう。
普段私たちは、どうしても心理的にアマゾンやアリババなど使い慣れたサイトを利用しがちで、なかなか新しいサイトで商品探しをしようという気持ちにはなりにくいもの。しかし、そうしたサイトにこそ、
まだ注目されていない「お宝(商品・サービス)」が眠っている
ということも考えられます。
そこで、今後商品を探す際の選択肢の1つとして考えておきたいのが
「Googleショッピング」
Googleショッピングは、名前の通り「Google」が運営するサイトです。ショッピングというタイトルになっていますが、実際には商品やサービスを販売しているのではなく、
店を紹介する「プラットフォーム」を提供している
のがポイント。
店側は、Googleショッピングに店舗情報が登録されることで、Googleショッピングのサイトを通じて、顧客が店の情報を閲覧できるという仕組みになっています。
アマゾンやアリババとは異なり、Googleショッピングは検索連動型の広告のため、
ユーザーが検索したキーワードに関連した「広告」がサイト上に表示されるのが特徴
であり、検索結果の上部や右側に商品が表示されることが多くなっているようです。
【Googleで商品を検索したときのイメージ】
輸入ビジネスにおいてGoogleショッピングを利用するメリット・デメリット
Googleショッピングがどのようなものかわかったところで、次は輸入ビジネスにおいて
Googleショッピングを利用するメリット
を詳しく見ていきましょう。
輸入ビジネスでGoogleショッピングを利用するメリットには、
- 商品が検索がしやすい
- 複数のサイトの商品や料金をすぐに確認できる
- 海外の商品もチェックできる
といった点が挙げられます。
商品が検索がしやすい
先述したように、Googleショッピングの広告は、検索結果の上部や右側など、
ユーザーにとってわかりやすい位置に表示されている
のが特徴です。そのため視覚的にわかりやすくパッと商品を見つけることができます。
商品をクリックせずとも、商品の説明、値段、掲載サイトが確認できるため、商品の購入もスムーズです。
さらにGoogleのショッピングタブを開くと、左側に
- 価格帯や条件
- 配送料
- ECサイト
などを細かく設定して検索でき、
欲しい商品を簡単に絞り込める
ため大変利便性が高いと言えるでしょう。日本のサイトであれば、メルカリやクリーマ、ヤフーショッピングなどサイトを限定して検索も可能です。
複数のサイトの商品や料金をすぐに確認できる
通常、アマゾンなどのECサイトでは、
そのサイト上に登録されたショップしか商品の掲載ができない
ため、複数のサイトの値段や商品情報を一度に比較することができません。しかしGoogleショッピングでは、様々なECサイトに掲載された商品情報を一覧で確認できるため、値段や商品の比較や検討が簡単に行えます。
そのため、
より自分に最適な商品を、いち早く見つけ出す
ことができるでしょう。
海外の商品もチェックできる
Googleショッピングの最大のメリットともいえるのが、
日本以外の商品をチェックできる点
です。
地域設定を変えるだけで、日本のサイトからは閲覧することのできなかった珍しい商品や便利な商品を発掘することも可能。日本にいながら海外のお店の商品をいつでも手軽に検索できるのが魅力の1つです。
アマゾンやアリババと併用して使えば、さらに商品発掘が効率的に進められるでしょう。
一方で、Googleショッピングのデメリットとしては、
- 訪問者最適機能があるため、使いづらい場合がある
- 海外のショップを探すときは現地語で検索しなければならない
- 設定をその都度変えなければならないのが面倒に感じることもある
- 商品によってはAmazon等で検索するほうが安く販売されている場合もある
- 楽天ポイントやAmazonポイントのように、ECサイト独自のポイント制度がない
- あくまでもCtoCやBtoCモデルのビジネスのため、BtoBには向かない
などの点があります。
BtoBに向かない理由としては、
- 商品を大量に注文しづらい
- 基本的に1品単位でしか販売できないため、継続性がない(売り終わったらそこで終わり)
- 商品のサイクルが早いので、常に新しい商品を探さなければならない
といったものが挙げられます。
もし「BtoB」でしっかりビジネスとしてやっていきたいと考えるのであれば、
メーカーと直接繋がって商品供給をしっかりしたほうがいい
かもしれませんね。
「BtoB」「BtoC」とは何?と思った方はこちらの記事を参考にしてください。
とは言え
- BtoCモデルで輸入ビジネスをやりたい
- 海外の良い商品を発掘するためにGoogleショッピングも活用したい
という方もいらっしゃることでしょう。そんな方のために、次のトピックにてGoogleショッピングにおける海外のショップの検索方法を詳しく解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。
Googleショッピングにおける外国のショップの見つけ方
このように、商品を見つけるのに大変便利なGoogleショッピングですが、海外のお店の商品を検索するためにはちょっとしたコツが必要です。
Googleショッピングでは
国ごとに掲載される商品が決まっている
ため、日本人が日本のGoogleショッピングを使おうと思っても、即座に海外のショップを見つけ出すということは極めて困難です。なぜなら、Googleでは、
ユーザーに合わせてサイトに表示するページを最適化する機能
を有しており、「日本語を使用しているユーザーだから日本版のショッピングサイトを表示しよう」といったように、コンピューター側が自動的にユーザーを判別してしまうからです。
そのため、
- 海外の商品を探したい
- 日本以外のお店をチェックしたい
と思った場合には、利用エリアを変更する必要があります。Googleショッピングには「地域設定」が用意されていますので、その欄を
自分が検索したいエリアに変更
します。
【Googleでワンピースを検索して、ショッピングのタブで開いたときの画面】
【設定の画面の下部に地域設定ががあります】
設定が終わったら、
現地の言語
で探したい商品名を入力します。例えば、ベトナムのサイトであればベトナム語、フランスのサイトであればフランス語といったように、地域によって使用する言語も使い分けが必要です。
【以下は、設定をアメリカ合衆国に変えてワンピースをDress(現地語)として検索した場合】
※金額がUSドル表記、商品名が英語に代わっているほか、商品も日本語で検索した場合とは違うものが表示されていることがわかります。
中には「えっ…、現地語で検索するなんて私にはハードルが高すぎる…」と思う人もいるかもしれませんが、そこは心配ご無用。Googleには翻訳機能が付いていますので、
日本語→英語、日本語→ドイツ語などのように翻訳をしたものをコピーして、検索タブに入力
すれば問題ありません。
まとめ
今回の記事では、
Googleショッピングの機能とメリット・デメリットについて
詳しく説明しました。
Googleショッピングでは海外の珍しい商品が見つかるというメリットがあるものの、最適化機能や現地語検索など、ややショップを探しにくいというデメリットがあります。
またBtoCやCtoC的なモデルであるため、輸入ビジネスとしてBtoBモデルをやっていくには、
- 大量注文ができない
- 買い切りになってしまう
- 常に新しい商品探しをしなければならない
といった理由から、あまり相応しくないと言えるでしょう。そのため、BtoBモデルで輸入ビジネスを始めたいと考えている方は、
メーカーと直接つながって、商品供給をしっかりすること
をおススメします。
BtoBモデルで輸入ビジネスを始めたい方はこちら