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輸入取引応用編 関連業務

輸送手段と運賃算出法~船便と航空便について

輸送手段と運賃算出法~船便と航空便について

輸送手段の選定はとても重要です。
輸入の場合、この輸送にかかるコストが仕入原価の一部を構成するからです。

輸送手段には大きく分けて「船便」と「航空便」の二通りの方法があります。どちらを選択するのかは、貨物の重量、容積、数量によります。
輸送の貨物が大量であったり、重量がある場合は、船便を利用し、反対に輸送の貨物が少量の場合や高額なもの、もしくは緊急性を要する貨物の場合は航空便を使用するのが一般的です。

さらに詳しくそれぞれの特徴をみていきましょう。

船便

現在は、一般的にはコンテナ船を使って輸送されることになります。

コンテナ船は、今から20年位前に、アメリカのシーランド社によって就航されて以来、海上輸送の中心的な存在になっています。

コンテナ船の登場により、ドア・トゥー・ドアの一貫輸送ができるようになりました。また、雨天でも荷役が可能になり、船舶の停泊日数が減少するなど数々の利点があります。コンテナ自体が貨物の外装梱包になっているため、包装の簡略化がすすんだこともメリットのひとつです。

コンテナの一般的なものは、幅は8フィート(約 2.4m)に統一されていますが、高さは標準的なものが8フィート6インチで、長さが20フィート(約 6m)の20フィートコンテナと高さ・幅は同じで、長さが40フィート(約12m)の40フィートのコンテナがあります。特殊ではありますが、35フィート、45フィートのものもあります。

また、大型の貨物を運ぶのに便利な、背高コンテナ (High Cube Container)とよばれる、高さが9フィート6インチのものもあります。

どれを選択するかは商品の数量によって選択します。このコンテナ輸送には、コンテナ1本を借り切って運ぶ「FCL Cargo」と、少量の貨物を他の貨物と混載して1本のコンテナにして運ぶ方法、「LCL Cargo」があります。

FCL Cargo が搬出入される港湾の埠頭地区をコンテナヤード(CY)といい、ここでコンテナの集積、保管、受け渡しなどが行われます。

一方、LCL Cargo は、コンテナ・フレート・ステーション (CFS)で仕向け地ごとに別の貨物と混載されて出荷されます。輸入の場合は、このCFSで荷主ごとに分けられて配送されます。

航空便

航空貨物の輸送は、航空会社またはその代理店に直接委託する「直送貨物」と混載業者に委託する「混載貨物」があります。

輸出の場合はいずれも航空会社の上屋に搬入され、通関後、パレットやコンテナによってビルドアップされて航空機に搭載されます。

輸入の場合は、パレット、コンテナごとに輸入上屋に運ばれ、通関後荷主に配送されます。

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