GLOSSARY
用語集

混載

混載

島国の日本において、対外貿易のメインは船便による海上輸送となります。海上輸送を行う船の多くがコンテナ船となっており、貨物を荷主ごと、あるいは荷物の種類や行き先ごとにコンテナに収納し、輸入港到着後の荷役や陸上輸送移行への利便性を図っています。

コンテナに収納される貨物は、一荷主が一つのコンテナを占有しているFCL貨物(Full Container Load)と、一荷主が一つのコンテナを占有出来ず、他の荷主向けの貨物と共にコンテナの最大容量を満たしているLCL貨物(Less than Container Load)に分類されます。このうち後者の収納の仕方を混載(Consolidation)と呼んでいます。

荷主が異なる貨物が混載されたLCL貨物は、コンテナへの積み方がFCLと異なっています。具体的にはFCL貨物がコンテナを占有している荷主の手配により、荷主の工場あるいは倉庫で独自に行われる一方、LCL貨物は、各荷主から集荷してきた貨物をコンテナフレイトステーションと呼ばれる集積場に集め、改めて1つのコンテナに混載されます。

またFCL貨物の通関が輸出入港のコンテナヤードで行われるのに対し、混載されたLCL貨物は上記のコンテナフレイトステーションにて行われます。

JA/EN
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