GLOSSARY
用語集

プレリミナリーアドバイス方式

プレリミナリーアドバイス方式

貿易を取り交わすときに、信用状を送る必要があります。このとき時間が無かったり、急ぎの作業であったりするとき、正式な信用状が作成できないこともあります。こんな時に用いられるのが、プレリミナリーアドバイス方式。
プレリミナリーアドバイス方式は略して「プレアド」や「プレアドバイス方式」と呼ばれることもあります。

プレリミナリーアドバイス方式では、信用状のすべてを記載せず重要だと思われる項目のみ伝えることができます。
信用状の番号や、取引の金額、発行日などがそれにあたります。受けた側は簡素化された項目をチェックして、取引を決めることができます。
正式に取引が成立すると、信用状は後日郵送などの形式で相手方に送られます。

海外の国や機関に信用状を送付すると、思っていた以上の日数がかかることがあります。
プレリミナリーアドバイス方式を採用すると、郵送にまつわる期間を省略することができ、スムーズな貿易を進められるようになります。

ちなみに貿易事務の仕事では、プレリミナリーアドバイス方式の書類を作成したり、反対に受け取ったりする作業が重視されることもあります。
ある程度の専門知識が必要になりますが、コツさえ掴めば簡単におこなえるので、人気の職種の1つにもなっています。

JA/EN
ページトップに戻る