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メルカリで輸入ビジネスを始める方法

メルカリで輸入ビジネスを始める方法

近年、輸入した商品を販売するのにメルカリを活用する人が増えてきました。

メルカリでは簡単な登録を済ませるだけで商品の売買ができ、高いビジネススキルやWebのスキルなども不要なため、主婦や学生のお小遣い稼ぎ先としても人気を集めているようです。

そこで今回は、メルカリを利用して輸入ビジネスを始める方法について詳しく解説していきます。

メルカリで輸入ビジネスはできる?

「メルカリで輸入販売をする」とは、主に「海外のWebサイトや通販サイトから商品を買って、メルカリで出品すること」を指します。

よく利用されるサイトとしては、アメリカ版のアマゾンや中国のアリババグループによって運営されているアリエクスプレスなどが有名です。

結論から言えば、

メルカリで輸入品を販売をすることは可能

ではあるものの、商品を海外から輸入し、販売するのであれば、

通関をする際に「ビジネス目的での輸入」であることを申告する必要があります。

個人で使用することを目的とした際には申告は不要ですが、商品の売買が目的となる場合には確実に税関へ申告をするようにしましょう。

せっかく大量に仕入れても税関への申告が漏れてしまうと、日本の法律上、輸入した商品の売買はできません。

「これくらいは大丈夫だろう」「少量だから見つからないだろう」と安易な考え方をすると、罰金を課せられるなど、後々後悔する結果になりかねないため、きちんと法にのっとって手続きをするようにしましょう。

メルカリの始め方~出品までの方法

メルカリで出品するためには、まずアカウントの登録が必要です。

メールアドレスでの利用登録以外にも、グーグルアカウントやFacebookのアカウントからも登録ができます。

登録の内容は、氏名や住所などの個人情報は必須項目です(電話番号は任意)。

個人情報を埋めるだけで簡単にアカウントの登録はできますが、ビジネスで利用するのであれば、売上が入金される銀行口座の登録やショッププロフィールの記載などは事前に済ませておくのがおすすめです。

実際に商品を出品する場合には、出品ホーム画面から簡単に出品登録ができますので、携帯電話などのカメラで撮影しメルカリのサイトへアップロードしていきましょう。

アプリから操作する場合には商品画像を10枚まで登録可能。複数の角度や彩光で撮影して掲載すると商品のイメージが伝わりやすいと言われています。

また商品をアップロードする際には、商品のカテゴリーや商品の状態を選択するとともに、商品名と商品説明の入力をしなければなりません。

ここは購入者が実際に買うかどうかの大きな判断材料になるため、なるべく詳細にわかりやすく記載することが大切です。

最後に配送費や配送方法、販売価格を設定して「出品する」のボタンをタッチすれば出品完了となります。

メルカリ出品までの流れについて

メルカリで輸入ビジネスを始める際に気を付けたいこと

このように初心者でも簡単に商品の出品ができるメルカリですが、メルカリで輸入ビジネスを始める際に気を付けておきたい点があります。

それは、利用者数が多いメルカリでも「売れない商品」もあるということ。

メルカリで売れる商品をリサーチしておかなければ、「せっかく海外から商品を仕入れたのに全く売れなかった」と残念な結果を招いてしまいます。

メルカリで商品を売っていきたいなら、

  • メルカリの利用者層はどのような人たちか?
  • メルカリで今売れている商品は何なのか?
  • 売れている商品の価格帯はいくらか?

といったリサーチを入念に行う必要があります。

いくら良い商品が手元にあったとしても、欲しい人のもとに届かなければ、結果的に「全く売り上げが伸びない…」といったことになりかねません。

メルカリの利用層は比較的若く、10代から30代後半の女性が中心。

そのため、ブランドグッズや子供服、おもちゃなどが売れ筋商品だと言われています。最近では、男性の利用者や年配の利用者も増えていますが、あくまでも少数だということを覚えておきましょう。

メルカリで輸入ビジネスを成功させる秘訣

メルカリでの輸入ビジネスの成功とは、「売り上げを大きく上げること」と「継続的に売り上げを出せること」ではないでしょうか。

メルカリで輸入ビジネスを成功させるためには、画像と商品説明文に力を入れるのがポイントです。

画像のポイント

公式サイトより https://www.mercari.com/

人間が得る情報は、視覚によるものが約55%とも言われ、商品販売においても画像のインパクトが非常に重要になります。

メルカリには数多くの商品が出品されていますが、その中で購入者に

  • あ!コレいいな!
  • 気になるな

と一瞬で判断されない限り、購買につながることはほとんどありません。

また画像が1枚しかなかったり、明らかに加工されているとわかるような写真ばかりが掲載されていたりすると、購入者側に

  • 本当に購入できるのか?
  • 実物と全く違う商品が届くのではないか?

といった不安を与えることになります。

先述したようにメルカリでは、アプリの場合、画像を10枚まで選定可能。全体の写真だけでなく、様々な角度から撮影したり、写真にコメントを入れたりして、購入者が買いたくなるような仕組み作りを心がけましょう。

商品説明文のポイント

公式サイトより https://www.mercari.com/

商品説明文では、商品説明を詳細に記載することはもちろんですが、気になる点や悪い部分、注意点などもしっかりと明記しておくことが大切です。

さらに新品か未使用品かの記載も忘れず記入するようにしましょう。

説明文に重要なのは、「商品のありのままを伝える」ということ。

うその記載や悪い部分を隠したような記載は、トラブルに繋がるだけでなく、ショップの印象までも悪くさせます。

画像や商品説明文を見ても分からない点や質問がある場合には、購入者側からメッセージが届く場合がありますので、その際には迅速かつ丁寧な対応が求められます。

不適切な対応や不快な言葉遣いなどは、アカウントの停止や退会処分になるケースもあるため注意が必要です。

商品を売りたい気持ちはわかりますが、あくまでも「誠実」に対応する気持ちを忘れないようにしましょう。

まとめ

メルカリで輸入ビジネスをすることは可能ですが、商品を輸入する際には税関に申告することが大前提となります。

個人での使用を目的に輸入した商品をメルカリなどで販売することは違法です。

輸入ビジネスをメルカリで本格的にやっていきたいのであれば、輸入ビジネスの基本をしっかりと学んでからビジネスをスタートさせないと、思わぬリスクを招くことになりますので注意しましょう。

 

ビジネスとして輸入ビジネスをスタートさせたい、という方は、こちらの記事お読みください


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