GLOSSARY
用語集

オプション渡し

オプション渡し

「オプション渡し」とは「為替予約」の一つの形態です。為替予約とは将来に受け渡しする、通貨の種類や為替相場、金額などを銀行と事前に取り決める契約です。
日本の輸入者がアメリカの輸出者から輸入するとき、1ドル・105円で決済を行うと銀行と事前に契約するとします。そして、決済の時に1ドル・110円なら輸入者は安く輸入できたことになります。これが為替予約のメリットです。

その為替予約には様々な種類がありますが、オプション渡しとはある一定期間を事前に銀行と取り決めて、その間はその契約が有効だとする契約形態です。輸出入では決済のスケジュールが変更されることがよくありますので、こうした契約は重要と言うことになります。

そしてオプション渡しにも2種類あります。暦月渡しと順月渡し、特定期間渡しです。暦月渡しは月をまたがない契約で、例えば10月1日~10月30日といった感じです。順月渡しは月をまたぐ契約で、10月20日~11月10日といった感じです。特定期間渡しは月をまたがない任意の期間で、10月2日~10月15日という感じです。

また為替予約には特定日渡しという契約もあります。これは10月5日など特定の日付に渡すという契約です。

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