サーチャージ

サーチャージ

サーチャージ(Surcharge)とは、貨物輸送で荷主に請求される割増料金のことです。
船会社に見積もりを取る場合は、このサーチャージを含めた金額を出してもらう必要があります。
主なサーチャージに以下の3つがあります。

CAF(Currency Adjustment Factor)

CAFは、通貨変動調整係数と言われるもので、Currency Adjustment Factorの略です。
為替レートで大幅な変動があった場合に発生する割増料金のことです。
CS(Currency Surcharge)やYAS(Yen Appreciation Surcharge)という名称で呼ばれることもあります。

BAF(Bunker Adjustment Factor)

BAFは、燃料費調整係数と言われるもので、Bunker Adjustment Factorの略です。
燃料(重油)の高騰があった場合に発生する割増料金のことです。
コンテナや1トンあたりにかけられます。
航路によってBS(Bunker Surcharge)やFAF(Fuel Handling Factor)という名称で呼ばれることもあります。

THC(Terminal Handling Charge)

THCは、コンテナ取扱料金と言われるもので、Terminal Handling Chargeの略です。
港湾でコンテナの取り扱いに関して発生する割増料金で、輸出地・輸入地それぞれのコンテナヤードなどで発生する諸経費の一部を荷主に払わせるものです。
主にアジア航路で採用されています。
CHC(Container Handling Charges: CHC)、ECHC(Empty Container Handling Charges)という名称で呼ばれることもあります。

カテゴリー:輸入ビジネス大辞典
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